この画面は、主に商品分類編集画面から呼び出されます。 これらの画面にて選択中の複数の商品の特定の属性を一度に変更するためのものです。
※これに対して、一つの商品のあらゆる属性を変更するための画面に 商品編集画面があります。
以下に各機能を説明します。
選択商品を商品クリップへ格納します。
発注点・適正在庫数は、 店全体での発注を発注点方式によって行うための設定です (本システムでは現在発注点方式のみをサポートしています)。 発注点方式を使わずに常に発注数を手入力することもできます。その場合にはこの設定を行う必要はありません。
補充点・適正展示数は、 展示デポの在庫補充(倉庫などの非展示デポから店舗などの展示デポへの在庫移動)を自動化するための設定です。 自動化する必要の無い場合やデポが一つしかない場合には設定する必要はありません。
上の二つの設定は異なる正確のものですが、本画面では双方を比較しながら設定することができます。 なお、発注点・適正在庫数とは異なり、補充点・適正展示数の設定は展示デポを指定して行われるものです。 本画面を表示すると、展示デポが自動的にそれが選択された状態になります。
本画面の構成について説明します。
商品リスト中の「適正在庫数、発注点、発注単位」を直接編集することでも設定できますが、 画面下部左側ボタンにより、効率的に設定することができます。
「全適正在庫設定」ボタンは、一つの入力値ですべての商品の適正在庫数を設定します。
「ボール入数取得」ボタンは、各商品のボール入数をそれぞれの適正在庫数にコピーします。 ボール入数未設定の場合はケース入数になります。それも未設定の場合は何もしません。
「全発注点設定」ボタンは、一つの入力値ですべての商品の発注点を設定します。
「全発注点率」は、適正在庫数に対する発注点の数の割合を%で入力し、その割合で各商品の発注点を設定します。
「全発注単位設定」ボタンは、一つの入力値ですべての商品の発注単位を設定します。
「ボール入数取得」ボタンは、各商品のボール入数をそれぞれの発注単位にコピーします。 ボール入数身設定の場合はケース入数になります。それも未設定の場合は何もしません。
商品リスト中の「展示、適正展示数、補充点、補充数量」を直接編集することでも 設定できますが、画面下部右側のボタンにより、効率的に設定することができます。
なお、ここでの設定値は選択中の展示デポに関するものであることに注意してください。
「適正展示数 - 補充点 = 補充数量」という式が常に成立するよう、 補充点を設定すると補充数量が自動計算され、補充数量を設定すると補充点が自動計算されます。
すべての商品を展示あるいは非展示にします。
「全適正展示数」ボタンは、一つの入力値ですべての商品の適正展示数を設定します。
「適正在庫数取得」ボタンは、各商品の(発注点設定の)適正在庫数を適正展示数にコピーします。
「全補充点」ボタンは、一つの入力値ですべての商品の補充点を設定します。 補充数量が自動計算されます。
「全補充点率」ボタンは、適正展示数に対する補充点の数の割合を%で入力し、その割合で各商品の補充点を設定します。 補充数量が自動計算されます。
「全補充数量」ボタンは、一つの入力値ですべての商品の補充数量を設定します。 補充点が自動計算されます。
この画面では、 選択商品の売価(販売価格)を設定しますが、 個々の商品の売価を個別に設定する機能はありません。 主に「粗利率を指定し、原価をもとに売上価格を自動決定する」という機能です。
例えば、ガムという商品が複数種類あるとし、これらの商品の売れ行きはどれも同じであるとします。 これらの商品の価格設定をする際に、その原価に一定率の粗利を乗せて自動的に売価を決定する機能です。
価格の表示を税別で行うか税込で行うか決めます。 内部的には、すべて税別(本体)価格で保持されていますので、税込を選択すると税額を加算した数字を計算して表示します。
「全率設定」ボタンで、すべての商品に適用する粗利率を%で指定すると、 原価にその粗利率を上乗せした金額を売上価格に設定します。
このとき、メーカー価格、 表示価格、 値引価格は変更されません。 「メーカー価格≧表示価格≧売上価格≧値引価格」という関係になっていないときは、 異常列に×印がつきます。
販売価格の適用日付はデフォルトで「明日」です。もし本日にしてしまうと、 ただちに価格が適用されてしまいます。 つまり、その時点からレジスターでの表示が変わってしまいますので、未来の日付にしなければなりません。
商品ラベル印刷画面を表示します。
すべての商品に一律に定番区分を設定します。各商品行をクリックして、個別に設定することもできます。 定番区分は、あらかじめ定番区分登録画面にて登録しておく必要があります。
各商品行の該当列をクリックすることで個別に設定することもできますが、次のボタンで 一括設定することができます。
商品のロケを設定します。 ロケはデポ内の位置ですから、まずどのデポ について設定するのかを指定します。 すると、そのデポの商品ロケが表示されます。それらについてロケの追加や削除を行っていきます。
一つのデポ・一つの商品についてロケは複数指定できることに注意してください。 例えば、店舗デポ・おつまみAについて、ロケは酒コーナーの棚Xとお菓子コーナーの棚Yかもしれません。
一つの商品についてのロケを設定するときは、その商品を選択し、「選択商品」の「クリア」「ロケ追加」 ボタンを使用します。 全商品について一括してロケを設定するときは、「全商品」の「クリア」「ロケ追加」ボタンを使用します。
いずれの場合も「ロケ追加」ボタンをクリックすると、デポ管理 にて登録済みの、そのデポ内のロケがメニューとして一覧されるので、そこから選択します。
商品の主仕入先と 主仕入先品番を設定します。 なお、仕入先品番は仕入先側で指定されているものです。 主仕入先を変更すると、品番は変更された仕入先のものが表示されるか、あるいはクリアされます。
商品行の「主仕入先」「主仕入先品番」をクリックすることでそれぞれ設定できますが、 すべての商品の主仕入先を「全主仕入先設定」で一度に変更することができます。 この場合にも主仕入先品番は個別に設定する必要があります。
商品の期限タイプを設定します。「期限管理」を参照してください。
商品行の「期限タイプ」「猶予期間」をクリックすることでも設定できますが、 「全タイプ設定」ボタンですべての商品の期限タイプを設定することができ、 「全猶予期間」ボタンですべての商品の猶予日数・猶予月数を設定することができます。
ただし、期限タイプが「無し」の場合は猶予期間は設定できません。
商品のユーザ列の値を入力します。
商品の備考の値を入力します。
商品エクスポート画面を参照してください。