デポ在庫修正機能の目的は主に二つです。
通常は全店的な棚卸を行い、すべての在庫数を確定しますが、日常的に一部の商品の在庫数だけを修正したい場合です。 この場合は指定された商品の在庫数だけを変更します。それ以外の商品数量は変更されません。
商品スタッフII搭載の機能によらず、単純なデータ表を用いて、それを在庫数とする場合です。
この場合は、いわば「いったん在庫数をすべて0にし、指定された商品とその数量だけを設定する」 ということになります。
なお、この機能ではデポごとの商品のロケと在庫数量指定になります。 この機能を起動すると、デポの選択となりますので、適切なデポを指定してください。
デフォルトでは「デポ名」+「在庫修正」という名前になっているので、必要であれば編集します。
いずれかを選択します。
指定されなかった商品については在庫数量変更をしません。 これは「一部の商品だけの在庫数量を修正したい」場合に使用します。
指定されなかった商品については在庫数量を0とします。 Excelファイル等に記述された棚卸数量を読み込む場合に使用します。 ご注意ください:安易にこちらの設定を使用するとほとんどの商品在庫数が0になってしまうことも有りえます。 こちらの設定を使う場合は、確実に何をしているのか把握してください。
「必須」の場合はロケの指定が必須になります。 「任意」を選択すると、ロケの選択が不要になります。
ロケとは、デポ内の商品の位置を示すもので、棚番号など任意の数字を指定できます。
在庫数量を修正する商品とそのロケ(必須の場合)・数量を入力します。 入力するごとに、それが行として表示されていきます。 このとき、以下の点に注意してください。
入力方法はいくつかあります。
「検索」ボタンで商品検索画面を表示して 商品を検索するか、入力エリアにJANコードや商品コードを入力して特定します。
ウェブ端末機能を使って入力したデータを取り込みます。
ウェブ端末データ選択画面が表示されますので、 ここから、ウェブ端末入力されたデータを選択します。
「インポート」ボタンで、Excelファイル等に記述された数量を読み込みます。 この際、少なくとも以下の列が必要です。
「POT読込」ボタンでハンディ端末に入力した「棚卸データ」を読み込みます。 詳細はPHLAppの棚卸データを参照してください。
「クリップ取得」ボタンで、商品クリップの 内容を取得します。 この場合は、そのままではロケ・数量が設定されておらず「未指定」の状態です。 行をクリックしてそれらを設定する必要があります。
いずれの場合でも、入力内容を確認したら、「OK」ボタンを押して在庫修正を確定させます。