ポイントシステム

概要

本システムのポイント管理は以下のようなものです。

これらは、よくあるポイントシステムと同様ですが、以下の特徴があります。

顧客側での不正が不可能

一般的な電磁的記録等のカードでポイント記録を行う方式では、 顧客側で不正な書き換えを行うことが可能な場合があります。 本システムでは、記録はすべて本システムにあるためそのようなことは不可能です。

カード持参無しで付加と支払が可能

顧客を特定するための方法はポイントカードによりません。 電話番号等から顧客が特定できれば、 カードを忘れてもポイントの付加やポイントでの支払いが可能です

※「支払いの場合はカード必須とする」かどうかはお店の判断です。

ポイントの自動消滅

月単位あるいは年単位で一定期間の過ぎたポイントを自動消滅させます。

月単位の場合、例えば有効期間を24と設定すると24ヶ月間の経過後に無効にすることができます。 ポイントをその発行月ごとに管理するため、ポイントすべてではなく指定期間を経過した部分についてのみ 自動的に無効にします。

年単位の場合、例えば2年間と設定すると、今年発生したポイントは来年末まで有効となります。

無期限に有効とすることも可能です。

入金金種・顧客種類によるポイント可否

顧客支払方法画面にて、 顧客からの入金金種の登録とその入金によりポイントを付加させるかを決めることができます。

例えば、現金での支払いはポイントを付加するがクレジットカードでは付加しない、 などの設定ができます。

また、特にポイントカード発行済み顧客だけにポイントを付加するか、あるいは (配送や売掛のために)顧客が特定されれば強制的にポイントを付加するかを選択できます。

ポイントシステムの設定

ポイントシステムを使うための設定は以下のとおりです。 なお、これらの設定は一度決めたらむやみに変更するべきではありません。 十分ご注意ください。

ポイント設定

有効期間

カードの発行

顧客として登録すると、一意の顧客コードがふられています。 この顧客コードをバーコードラベルの形で印刷し、適当なカード(何でも構いません) に貼付することにより簡単に顧客カードを作成することができます。

※あらかじめ通し番号のふられたカードや、ICカードなどは現在サポートしていません。

ポイントの操作

設定を行った後、販売時に(発行したカードその他の方法で)顧客が特定されれば、 その顧客にポイントが付加されます。 また、その顧客の持つポイントを支払いに当てることができます。

販売時以外に、意図的にポイントをその顧客に付加したり、逆に除去したりすることができます。 これは以下のような理由です。

操作がどのような理由で行われたかを「ポイント操作区分」としてあらかじめ登録しておくことができます。 また、端末とスタッフにて説明したように、 これらの操作についても必ず日時、端末、スタッフが記録されます。