個人インポート画面

個人名簿をインポートして、 商品スタッフIIの個人顧客データを作成します。 グループ顧客名簿をインポートする場合はグループインポート画面を使用してください。

個人インポートの目的

本機能は主に、他システムから本システムに移行する際に使用します。 「システム移行作業」以外でこの機能を使うことは無いと思われます。 日々の業務の上で「一度に大量のお客様を登録する」ことはあまり無いことだからです。

以前のシステムにおいて個人顧客に「顧客コード」を割り当てていた場合には、 それをそのまま本システムでも使用できるように、「顧客コード」の読み込みもサポートしています。 この機能により、例えば以前のシステムで使用していたポイントカードや顧客カード等の番号は そのままで本システムを利用することができます。

個人インポートの制限事項

以下の点に注意してください。

顧客コードはシステム内で唯一でなければならないため、 既に登録済みのコードをインポートした個人に割り当てることはありません。 このようなときは新たなコードが割り当てられます。

インポートする個人リストに顧客コードが指定されていない場合や、 上のように既に登録済みの場合には、新たな顧客コードが割り当てられますが、 この番号は「顧客コード初期値」から順番に割り当てられます。

顧客コード初期値はデフォルトでは1ですが、顧客コード初期値画面 で自由に変更することができます。

例えば、以前のシステムの顧客コードの範囲が1~10000であった場合には、 個人インポートを行う前に、顧客コード初期値画面にて顧客コードの初期値を10001としてください。 こうすることで、「新たな顧客コードが必要になったとき」には10001以降の番号が割り振られることになり、 1~10000の番号は個人インポート用に確保されます。

インポート対象の選択

インポート対象選択画面を参照してください。 この画面で読み込み対象ファイルと、その中のどの列が何を意味するか(列機能)を指定します。 列の機能としては以下のとおりです。

設定が終わったら「次画面」ボタンをクリックします。

インポートの確認

ここでは、主にインポート対象の個人データが登録済みでないか、顧客コードが指定されているときは それが登録済みでないかを確認します。

何らかの警告がある場合は[警告]列に「あり」と表示されますので、その行をクリックすると 下側に警告内容が表示されます。

[読込]列は、実際に読み込みを行うかどうかを示します。ここが○表示の場合は読み込み(インポート)を行います。

警告内容を確認し、不要な行を無効状態にしたら、「OK」ボタンをクリックして実際に読み込み(インポート)を行ってください。