ここでは端末の管理を行います。端末については 端末とスタッフを参照してください。
この画面で説明する「端末」とは、本システム上の「端末データ」を示します。 実際の運用の場面では、この「端末データ」と「端末として使用するパソコン」が関連づけられます。 例えば、端末データとして以下を作成したとします。
実際に利用するパソコンは×社のノート型パソコンや、Y社のデスクトップパソコンですが、これを
というように関連づける必要があります。 この関連づけは、各パソコンにて初めて端末プログラムを起動したときに行います。つまり、 そのパソコンがまだ関連づけを持っていない場合には上の「端末リスト」が表示され、 いずれかを選択することになります。選択せずに端末プログラムを起動させることはできません。
一度関連づけすると、そのパソコンにて端末プログラムを起動した場合に、常に同じ「端末」が選択されます。 これにより、多くのデータに「どの端末(パソコン)」で操作したものかという情報が保存されることになります。
ライセンスの「端末数制限」に関わらず、この「端末データ」自体は無制限に作成できます。 単純に「端末データ」が増えるだけだからです。
端末として使うパソコン数の制限も特にありません。 ライセンスの「端末数制限」を越える台数を用意し、それぞれを「端末データ」と関連づけることが可能です。
ただし、同時に起動する端末プログラムはライセンス数の制約を受けます。 端末データが10個で、それに関連づけされたパソコンが10台あったとしても、 ライセンス端末数が3であれば、同時に起動可能な端末プログラムは3になります。 つまり、10台のうちの3台のみが同時に端末として使用可能です。
例えば、関連付け済みのパソコンA,B,C,D,Eがあり、現在A,B,Cの端末プログラムが実行中であるとします。 このとき、D,Eの端末プログラムを起動することはできません(その旨のメッセージが表示され、起動は拒否されます)。 この状態で、例えばAの端末プログラムを終了すれば、DあるいはEの端末プログラムが起動可能になります。
端末のリストが表示されます。各列の意味は以下のとおりです。
「新規」ボタンで新規作成、「編集」ボタンで編集します。 端末名称、出入対象デポ、パスワードが指定できます。
ただし、内部端末の場合はパスワードはありません。 外部端末の番号は作成時に自動的に割り振られます。
何らかの理由で端末プログラムがハングアップ(フリーズ)してしまったとき、 その状態をシステムエラー一覧画面に記録し、 端末プログラムを終了させます。
当然のことながら、ハングアップしている端末とは別の端末から操作する必要があります。 ハングアップ端末を選択して「ログ・終了」ボタンをクリックします。
端末プログラムが既に終了しているのに、サーバ上ではオンライン状態になってしまっている場合があります。 この状態になると、その端末プログラムを再度起動することはできません(二重起動のエラーとなります)。
通常は5分程度待機すれば、この状態は解消されますが、解消しない場合は「強制切断」ボタン によって、サーバ内の端末オンライン状態を強制的に解除することができます。
表示されている端末リストの内容をCSVにエクスポートします。 外部端末の番号、名称、パスワードのリストを作成するのに便利です。