この画面では、主に売掛入金の履歴を閲覧し、顧客の入金による売掛の消込処理を行います。
入金処理を行った日付を指定します。デフォルトでは「本日」になっていますので、 閲覧したい日付を「前日」「翌日」「指定」ボタンで指定します。 「指定」ボタンではカレンダー画面により、 自由な日付の指定ができます。
入金処理を行った端末を選択して、その端末分の履歴を表示します。
「販売時も含む」をチェックすると、売掛入金だけではなく販売時の入金(現計)履歴も表示します。
顧客を指定してその顧客の入金履歴のみを表示します。 顧客を指定すると、入金操作を行う場合に、その入金顧客として記録されます。
顧客を選択すると、その顧客の関連顧客(グループの場合は上位・下位グループ、個人の場合は世帯メンバー) の売掛残とポイント数が表示されます。
入金方法を指定してその入金方法の履歴のみを表示します。 入金操作では入金方法の指定が必須です。
顧客による入金と売掛消込を行います。 顧客が現金等を持参した場合には、 レジスターの売掛入金機能で 入金と売掛消込を行うことができますので、むしろそちらを利用した方が簡単です。 本画面では、主に銀行振込など顧客と対面していない入金を処理します。 この場合の処理には次のような困難さがあります。
本画面での入金消し込み機能では、上記のような場合にも適切な売掛消込ができるように 工夫してあります。
この画面で取り扱う入金は、主に銀行等の振込み記録に記載されているものです。 本画面での入金処理とは、これらの記録をシステムに転記していくことです。 その際に、入金しながら売掛消込を行っていく方法と、とりあえず入金だけ行う方法(保留)とがあります。
※入金を入力すると、その入力順に入金データが作成されていくため、 振込み記録どおりの順番で記載していくと後でのチェックが楽になります。 そのためには、顧客不明の入金はとりあえず保留状態にしていく必要があります。
入金を行うには、「入金方法選択」で方法が選択されていなければなりません。方法が 「銀行振込」の場合には、「金融機関選択」にて金融機関(口座番号など)を選択する必要があります。
※入金方法は顧客支払方法画面で、 金融機関は金融機関一覧画面で登録しておきます。
「入金」ボタンをクリックすると、入金画面が表示されます。 ここで金額と(顧客側の)入金日を入力します。 元画面で顧客が選択されている場合には、顧客も入力済みとなっています。 異なる場合は顧客を変更することができますが、顧客を未入力としておくこともできます。
また、特に備考などがあれば入力します。上記を入力したら、以下の選択を行います。
入金保留を選択した場合には、金額と入金日、顧客指定があれば顧客がだけが記録され、 売掛消込はされていない状態になります。 後からこの行を選択して「簡易消込」あるいは「詳細消込」ボタンをクリックすれば、 それぞれ簡易消込あるいは詳細消込 の処理を行うことができます。
また、保留中の入金が間違いの場合には、「削除」ボタンで削除することができます。
ここでは、保留中の金額と同額かあるいは振込み手数料程度の金額を上乗せした売掛額のある取引 をリストし、その中から該当する取引を選択して消し込みを行います。 取引の売掛額が入金額より大きい場合は、その差額を(こちら持ちの)振込手数料として記録します。
この消込操作では、単純に一つの売掛取引について一つの入金で消しこむ場合にのみ対応しています。
詳細消込では、一つの入金額によって複数の取引の売掛を消し込むことができます。 消込対象とする取引は、一人の顧客(入金顧客)のものに限らず、 その関連グループ(顧客がグループの場合)や世帯人員(顧客が個人の場合)、 さらには無関係な顧客の取引とすることができます。 また、消込対象の取引の売掛残額の一部のみを消し込むこともできます。
この画面を開くと入金内容が表示されます。 入金顧客が未指定の場合、あるいは入金顧客を変更したい場合には、 「入金顧客(再)指定」ボタンで指定します (顧客検索画面で検索します)。
次に消込候補の売掛取引を表示させます。デフォルトでは入金顧客の取引のみですが、 「グループ・世帯も表示」で関連する顧客の取引、「すべての売掛を表示」で全売掛取引が 表示できます。
消し込みしたい取引の「消込」列をクリックすると、入金金額の「残金」で その売掛を消しこみます。 売掛残額の全額を消し込みできた場合には「○」、一部の場合には「△」の表示になります。 また、一度クリックしてから、右下にある消込金額を金額を手入力することにより、 金額を調整することができます。
振込手数料が差し引かれている場合は、「振込手数料」欄にその額を入力します。 また、振込手数料でないにも関わらず、本来入金すべき金額より少ない場合は入金時値引とすることができます。 この場合は「入金時値引」の欄にその額を入力します。
「みなし入金」として、これらの額を実際の入金額に加算した値を表示します。 「みなし入金」額と「消込合計」額が一致しているときに、「消込」ボタンをクリックすることで 消し込みを完了させます。
※締め状態になるのは請求書の作成時です。 請求金額を決定した後で売掛の消込を解除することはできません。