Linuxの取り扱い

商品スタッフIIのサーバはLinuxで動作させることができますが、 PC端末での動作には難があると言えます。様々なレシートプリンタ等の様々なデバイスへの対応ができていないからです。

ここでは、Linux上にて商品スタッフIIサーバを動作させる場合の注意点について述べます。

Java

商品スタッフII Ver.2はJava8以上の環境で動作します。 この点については、ほとんどのLinuxディストリビューションで問題は無いものと思われます。

Firebird

Linuxのディストリビューションによっては、Firebirdの対応が無いものもあるようです。 また代表的なRedhat系やUbuntu系のLinuxでは、バージョンによってFirebird対応の有無があり、 またOSのバージョンによってインストールされる場所が異なる場合があります。

商品スタッフIIは基本的には、Firebirdのポートを通じてデータベースにアクセスしますので、 この点での問題は生じませんが、しかし、データベースのバックアップ・リストアを行う場合には、 Firebirdがインストールされた正確な位置が必要になってきます。

この場合に、サーバ起動時にこれらバックアップ・リストアコマンドの正確な位置を指定してください。 これはサーバ起動時設定のgbak、nbackupパス指定で行います。