過去に作成した請求書を一覧し、新たな請求書を作成します。 作成済み請求書はいつでも表示・印刷することができます。
請求書は基本的に売掛のある顧客に対して発行するものですが、 ここでは売掛の無い顧客(売掛が発生したが、請求書作成時点までにすべて入金している顧客)に 対する書類も同時に作成されます。 印刷するとタイトルは「御請求書」ではなく「御計算書」となります。 これらを印刷するかどうか、あるいは顧客に発送するかどうかは任意です。
請求書は複数の顧客について(その締日を指定して)まとめて作成されます。 この請求単位が画面上部の一行として表示されます。
いずれかの行を選択すると、画面下側の顧客別請求書一覧にその内容が表示されます。
一つの請求単位にあるすべての請求書を表示します。
「新規請求書作成」ボタンをクリックします。
請求書作成は顧客の締日にあわせて作成します。ほとんどの顧客は月末締めと思われますが、 10日締め、20日締めなどがあるかもしれません。 逆に言えば、締日を指定し、その締日の顧客をすべて選択します。
デフォルトでは「すべて」となっていますが、この場合はすべての顧客について作成対象になります (請求書作成の候補)。必要であれば、締日を選択してその顧客を作成対象に選びます。
※「作成対象」であっても、必ずしも請求書が作成されるわけではありません。 調査の結果、売掛の無い顧客は無視されます。
どの時点までの売掛を今回請求にするかを決めます。 例えば、顧客の締日が「末日」であるなら前月末日を選択するのが順当です。
売掛締日を指定すると、指定された対象顧客の指定された日付までの販売取引に 売掛が含まれるかが調査されます。
調査が終了すると、これまでに指定された条件とその調査結果が表示されます。 請求書データ作成を指示すると、対象となる販売取引の締め操作を行い、請求書を作成します。
対象顧客数やコンピュータの性能にもよりますが、この作成操作には顧客数200件程度で 数分かかります。
「請求書印刷」ボタンで、選択されている請求単位内の請求書すべてを印刷します。 売掛のある顧客だけ(御請求書)、売掛の無い顧客だけ(御計算書)、 それらの両方のいずれかを選択できます。
「請求書削除」ボタンで、選択されている請求単位を削除します。 通常は必要ありません。 特に請求書を顧客に発送した後では絶対に削除しないでください。
請求書作成処理は作成時のデータの状態に大きく依存するため、 いったん削除してから再度作成すると以前とは異なる請求書になってしまいます。
選択した顧客について、顧客情報画面で 情報表示を行うことができます。 特に、その顧客についての過去の請求書を閲覧することができるので便利です。
また、顧客検索画面で、名前から顧客を検索することができます。
この顧客別請求書一覧を印刷します(各請求書自体は印刷されません)。
選択した請求書一通分を画面で表示するかあるいは印刷します。 請求書印刷が請求単位内のすべての請求書を印刷するのに対して、 こちらでは一通のみを印刷します。
実際の請求書は以下のようなイメージで印刷されます(これはプレビューアによる表示です)。
右上に会社ロゴ画像、「御請求書」の下側に請求書設定で指定した文言が印刷されています。