受注リスト画面

概要

受注については、受注を参照してください。 この画面では受注の管理を行います。

受注とは電話・FAX・ネットショップ等によって顧客から商品の注文を受ける場合です。 顧客が陳列された商品を直接手にとることのできる店頭販売とは異なり、 注文を受けた時点ではその商品を必ずしも在庫しているとは限りません。

本画面では、受注データを作成し、引当済みの受注を売上とします。 受注のうちの一部の引当のみが行われている場合には、その部分のみを売上とすることもできます。 おおよそ以下のような処理を行います。

  1. 見積を作成する。
    顧客に提出して承認を得た後、そのデータを受注とすることができます。
  2. 見積を作成せずに受注を作成する。
    電話・FAX・ネットショップ等で顧客からの注文があり、 価格の確認や納期を示す必要の無い場合は直接受注データを作成します。
  3. 見積あるいは受注に対して在庫商品の引き当てを行う。
    これは引当・解除画面にて行います。 見積の状態でも引当が可能です。これは顧客に「即納」であることを示すために利用されます。 また、すべての商品が揃っていなくても構いません。 とりあえずの在庫のみを引当として確保することができます。
  4. 一つの受注のうち、引当のある部分(あるいは全部)について売上をたてる。
    すべての引当が完了していなくとも、引当のある部分の商品について売上とすることができます。

発注について

受注した商品のうち、在庫の無く引当ができない商品については発注しなければなりませんが、 それらは客注振分画面にて行います。

受注リスト画面

この画面では、削除された受注、見積中の受注、処理中の受注、完了した受注を一覧し、 それらの操作を行います。

一覧する受注の選択

受注検索

自社側受注No.あるいは客先注文番号での検索ができます。

受注一覧表示

一覧表示の列は以下の通りです。

操作

個々の操作については後述しますが、右側のボタンでは次の操作を行います。

新規見積・新規受注・内容編集

顧客と販売区分を指定し、新規作成あるいは編集を行います。 商品の追加、数量の変更、商品の削除、値引額の編集、備考の書き込みが可能です。

新規作成

「新規見積」あるいは「新規受注」ボタンをクリックすることにより、見積あるいは受注を新規作成します。 その際、顧客と販売区分を指定します。

編集

新規作成・編集、見積・受注に関わらず編集操作はほぼ同じです。 ただし、受注の編集時には「見積期限」の編集はできません。

表示される項目、編集できる項目は以下の通りです。

削除

見積あるいは受注状態のデータの削除ができます。 ただし、既に売上・引当・発注のあるデータは削除できません。

伝票作成

見積データの場合は「御見積書」を、受注データの場合は「注文請書」を作成します。 作成した伝票はプレビュー表示されて、印刷することができます。

見積や受注データは後から自由に編集が可能なため、作成した伝票イメージは内部的に 保存することができます。 保存したデータは、後ほど内容表示から表示・印刷することができます。

受注へ

見積を選択してこのボタンをクリックすると、見積を受注に変更します。 このとき、見積に既に商品引当があってもなくても構いません。

売上へ

一部あるいは全部が引当されている受注について、その引当分を売上にします。 引当のある部分は必ず売上となり、引当の無い部分は売上とはなりません。

例えば、ある商品行の受注残が10個で、そのうち3個が引当されているとすると、 3個分は売上となりますが、7個は受注残として残ります。

顧客・受注情報

顧客名、受注日、みなし本人、お届け先等を表示します。

表の詳細

合計表示

合計表示部の意味は以下の通りです。

内容表示

指定された受注の内容と履歴を表示します。 受注内容表示画面を参照してください。

顧客情報

受注リスト中で選択された行の顧客についての情報を表示します。 顧客情報画面を参照してください。