売掛販売を行った際に、その売掛金額の回収を代行する業者を定義するものです。 多くの場合は、クレジットカード会社となります。 回収業者を定義し、各売掛取引がどの回収業者に該当するものかを指定すると、 クレジットカード会社から送られた入金明細に照らし合わせての入金消込処理が簡単になります。
※クレジットカードでの販売を売掛としない場合は、これらの定義は必要ありません。 また、売掛とする場合でも各売掛取引について一つずつ入金消込を行う場合は不要です。
表列の意味は以下の通りです。
「新規」「編集」「削除」のボタンでそれぞれ、新規作成、編集、削除を行います。 なお、既に使用された回収業者を削除することはできません。
本システムでは、売掛取引を行い、それに対する入金消込がされた場合、もともとの取引対象の顧客と、 入金を行った顧客を別にすることができます。例えば、Aさんが売掛取引を行い、この支払いをBさんが行う場合です (もちろん同じでもかまいません)。
回収業者に「入金顧客」を指定すると、この回収業者による入金の際には、その入金がここで指定された顧客 によって行われたことが記録されます。指定の無い場合には、売掛本人による入金と記録されます。
例えば、回収業者として「A信販」を作成し、その入金顧客として「A信販」という顧客を指定したとします。 このとき、A信販のクレジットカードを使用した、B,C,Dという顧客に対して入金処理を行うと、 これらの入金はすべて「A信販」という顧客が行ったものとみなされます。
逆に入金顧客を設定しない場合、B,C,Dの売掛の入金はそれぞれ本人B,C,Dが行ったものとして記録されます。