仕入伝票画面
他の様々な画面から呼び出され、仕入伝票の表示あるいは編集を行います。 状況によっては一部あるいはすべてが編集できない場合があります。
画面の構成
仕入先
仕入先を表示します。変更することはできません。 「表示」ボタンで、その仕入先についての詳細情報を表示します。
発注情報
発注済み仕入の場合に表示されます。 「表示」ボタンでその発注伝票を表示します。
納品情報
仕入先からの納品情報を入力します。
- 納品日:仕入先側の納品日です。
- 納品番号:仕入先側の納品番号です。
仕入情報
この仕入に関する情報を表示・入力します。
- 仕入番号:この仕入伝票に自動的にふられる番号です。変更はできません。
- 計上日:計上日を指定します。
商品リスト
- コード、商品、メーカー、JAN
商品自体についての情報です。
- 仕入先品番
この商品の、この仕入先における品番です。 必要があれば入力します。
- 発注数
発注済み仕入の場合に表示されます。ここで変更することはできません。
- 仕入数
仕入数です。発注無し仕入の場合は、0以外の任意の数を入力することができます。 発注無し仕入の場合は、0以外で発注数以下の値です。
- 単価(税別)
発注無し仕入の場合は標準仕入価格が、発注済み仕入の場合は修正発注単価が表示されます。 自由に変更することができます。
- 合計(税別)
仕入数×単価の値です。
- 入荷済
入荷済みの数が表示されます。
- 被請求
請求がある場合は○が表示されます。
操作
- 商品情報
商品情報画面が表示され、そこに 選択した商品についての情報が表示されます。
- 商品編集
選択した商品について編集を行います。
- 検索
商品検索画面を表示し、 名前の一部から商品を特定し、その商品を仕入商品として追加します。
- 入力エリア
JANコード、商品コードの入力で商品を特定し、その商品を仕入商品として追加します。
- 選択行削除
選択中の仕入商品行を削除します。
- 複数行削除
複数の仕入商品行を一度に削除します。
- インポート
仕入伝票の内容を手入力する代わりに、ExcelやCSVファイルからインポートします。
- ラベル印刷
商品ラベル印刷画面を呼び出し、 商品リストに記載された商品のラベルをそれぞれの数量の枚数分印刷します。
備考
この仕入に関する備考を自由に記述してください。
値引額
この伝票に記載された値引額があればそれを入力します。 また、その値引きがそもそも仕入単価異常 によって発生したものであった場合には、その異常値の消込指定を行います。
合計(税別)
仕入金額の合計値が表示されます。
発注済み仕入について
特に「発注済み仕入」の注意点について述べます。
発注内容の引継ぎ
発注伝票データについて仕入を新規作成する場合(発注済み仕入)は、 その発注伝票データの内容がそのまま引き継がれます。
これにより、発注済みの場合は仕入商品を再度入力する必要がなくなります。 また、発注伝票自体も発注点方式によって 半自動で作成することができますので、これらを利用すれば発注・仕入に関しては商品をいちいち検索する必要はありません。
商品の一部仕入れ
ただし、発注伝票内のすべての商品を仕入処理できるわけではありません。 仕入先側での欠品などの事情で発注伝票通りには納品書が作成されない場合があります。 このときには、以下のいずれかの方法をとることができます。
- 仕入数を発注数より少ない数にする。
発注数通りの納品数になっていない場合です。 例えば、発注は5個であるのに納品は2個の場合には、仕入数を2個とします。 残りの3個については、発注残として次回の仕入にまわされます (発注自体を2個に修正するわけではありません)
- 仕入行を削除する。
今回の納品数が0の場合には、その仕入行自体を削除してください。 発注自体が削除されるわけではありません。 そのまま発注残として残りますので、次回の仕入にまわされます。
いずれの場合も、今回納品されなかった数量(今回仕入されなかった数量)については、 そのまま発注残として残りますので、次回の仕入(納品)でそれを処理するか、 あるいは発注伝票の「修正数量」を入力して「そもそも発注しなかった」ことにします。
商品の追加
発注済み仕入は、「発注数量と同じか、あるいはその一部を減らした状態」の仕入だけに限定されるわけではありません。 他の仕入と同様に自由に仕入商品を追加することができます。 ただし、これはあくまでも仕入先からの納品伝票に 「発注伝票の商品以外のものが記載されている場合」に限定するべきです。