パソコンにプリンタ類などの外部機器を接続する場合は、 そのインターフェースのスピードが問題となることがあります。 例えば、一つのレシートプリンタのラインナップとして複数のインターフェースを サポートしている場合は、(用途や使い方等を考慮した上で)可能な限り高速なインターフェースを選択してください。 代表的なインターフェースの速度は以下のようになります。
名称 | 速度(Mビット/秒) |
シリアルポート(RS-232C) | 0.1152 |
Bluetooth | 10 |
無線LAN(IEEE 802.11b) | 11 |
USB 1.1 | 12 |
パラレルポート(ECP) | 16 |
無線LAN(IEEE 802.11a) | 54 |
Ethernet(100BASE) | 100 |
USB 2.0 | 480 |
Ethernet(1000BASE) | 1000 |
これらをグラフにすると以下になります。
低速なインターフェース5つについてグラフを作成してみると以下になります。
シリアルポート(RS-232C)が突出して低速であることがわかります。 しかしながら、通常のシリアルポート接続機器の場合、表に示した0.1152Mビット/秒ではなく、 0.0096Mビット/秒(9600ビット/秒)しかサポートしていない場合が多いので、実際にはさらに低速になります。 最近のインターフェースに比較すると、何桁もの違いがあるわけです。