PHL-1600/2600のセットアップ
本システムでPHL-1600あるいはPHL-2600を使用するには、 本体及び置き台と基本的なソフトウェアのほかに以下のオプションソフトが必要です。
- Appliket
本システムに含まれるPHL用プログラムはAppliket上で動作します。
- アップダウンロードユーティリティ 2.0
本システムとPHLシリーズとの間でデータ転送を行うために必要です。
ハードウェアの準備
- 電池の格納
マニュアルに従って、ハンディに主電池とバックアップ電池を入れます。
- 置き台とハンディの通信条件設定
- 置き台の通信条件設定
ディップスイッチで設定します。
- ハンディの通信条件設定
- bps 19200, COM1, parity none, data 8, stop 1
- 光通信(232Cではない)
- ユーティリティ画面での設定
プログラムを格納していない状態で電源をONすると、 ユーティリティ画面が現れます。そこで設定を選んで通信条件を設定します。 ユーティリティ画面が表示されない場合は、「0」「ENT」「PW」キーを同時に押して電源をONします。
パソコン側の設定
ソフトのインストール
「Appliket」が、プログラム開発環境とハンディとの通信ソフトを兼ねています。 プログラム開発環境は不要ですが、ハンディ側のソフトはインストールする必要があります。 まず、パソコン側に各CDを次の順にインストールします。
- Appliket基本システム(簡易開発ツール Appliket)
PHLシリーズに共通する部分
- Appliket機種別情報(Appliket for ******)
各機種(1600/2600など)に固有の部分
Appliketの起動
WindowsスタートボタンからAppliketを起動します。
通信条件の設定
- Appliket PCアプリケーション側の通信条件
- bps 19200, COM1, parity none, data 8, stop 1
- 外部接続 RS-232C
機種の設定
「機種別切り替え」メニューから対象機種を選択します。
PHL側にHTドライバをインストールする
購入時には、PHL側に基本システムがインストールされていません。これをインストールします。
PHL側
- ユーティリティ/設定にて「フォーマット」を選択し、フォーマットする。 正常終了するとメモリ容量が表示される。
- ユーティリティ/ローディングを選択し、次の画面で「PCリモート」を選択する。
パソコン側
- 「通信」メニューの「HTドライバインストール」を選択し、 Hexファイル名として「c:\Program Files\Appliket\HtModel\機種名\Hex」フォルダの中にある拡張子が hexのファイルを選択する。
注意
ハンディ側IDと、パソコン側で指定するハンディIDが一致していなければなりません。
システムメニューでの通信条件の設定
どのような理由かわかりませんが、ハンディ側の「ユーティリティ画面」にて設定した通信条件は、 HTドライバインストール後に現れる「システムメニュー」には引き継がれません。
ハンディの「システムメニュー」が表示されたら、その中の通信設定にて上記と同じ設定をしておく必要があります。
アップダウンロードユーティリティのインストール
アップダウンロードユーティリティをパソコン側にインストールします。