仕入を行った品物はすべて販売されるわけではありません。 仕入先に返品しなければならない場合があります。
このほかにも様々なケースが考えられます。 本システムでの返品の手順は次の二つのうち、いずれかを踏みます。
返品申請を行う場合の手順です。
返品申請(返品発注)
返品したい商品リストを仕入先に提出します。 このとき、返品申請データを作成した商品の在庫は減少し、返品用の引当状態になります。
返品了承(返品仕入)
仕入先が返品了承した商品について、それを入力します。 あらかじめ申請は作成済みであるので、修正がなければそのデータを流用して簡単に作成できます。
返品発送
返品する商品を仕入先に発送します。 引当が解除され、システム内から完全に数量が消えます。
この手順では、返品申請を行うときに、それらの商品をあらかじめ引当して実在庫を減少させ、発送に備えます。
この手順では、返品申請データを作成せずに、口頭などで仕入先の了承をとった場合に、 返品仕入と発送のみを行います。
返品仕入
返品する商品と数量を入力します。
返品発送
返品仕入を行った商品を発送処理します。 手順1とは異なり、返品する商品は引当されていませんので、 発送処理の際にどのデポの在庫数量を減少するかを指定します。
この手順では、商品はあらかじめ引当されていませんので、発送時に在庫数量が減少します。